犬小屋に入らないワンちゃんの為の犬小屋
6月 27, 2009犬小屋に入らないワンちゃんがいます。
考えられる原因としましては
・子犬の時狭い所に閉じ込められた事がある。
・木材の匂い・塗料の臭いが合わない。
・体の大きさに合わない。
・小屋より外が快適。
・小屋から飼い主が見えない。
などなどが考えられます。
この犬小屋は、2年前の秋にお客様より相談を受け製作しました。
今までにこのタイプを4件ほど製作しました。
夏でも小屋に入らず雨の時は、木の下に入り過ごしているワンちゃんもいるようです。
日陰を作り快適に過ごせる犬小屋です。
木材は、国産杉です。匂いも無く肌触りも良く嫌がるワンちゃんはいません。
せっかく、犬小屋を用意したのに入りたがらない。そんなワンちゃんのために考えてみました。
最初は、左右の窓に縦格子の手すりを付けます。前面の手すりは、付けないで慣らします。
慣れれば手すりを付け扉を開けそこからの出入りに慣らします。
次に手すりを外し透明パネルの建具を3面にはめます。これでこの冬も大丈夫です。
完成するとこんな感じになります。今回は、扉の下の樹脂パネルが外せる作りにしました。組み立て方を紹介します。
- 1.部材別に並べます。外部より入口を見て右 左となっています。
- 2.土台の4隅にボルトを締めます。
- 3.4本の足を付けます。
- 4.柱を立て土台下でボルトにナットをはめ締める
- 5.後面の板を番号順に柱と柱間にはめる。
- 6.梁を取り付けボルトを締める。
- 7.全部の梁を取り付けします。
- 8.両サイドの三角形の明り取りをダボ栓に合わせて取り付ける
- 9.建具を取り付ける
- 10.屋根パネルをダボ栓に合わせて伏せる
- 11.床板を敷く
- 12.手すりを取り付ける。
- 13.手すりを外し建具をはめる。
- 14..完成です。
- 15.塗装は、水性のステインを薄めて塗るとよくなります。
北海道のお客様より頂いた画像です。今まで犬小屋に入らなかったワンちゃんが入っています。透明パネルの建具なのですが室内は暖かいと思います。
透明パネルなので外の気配も感じとれストレス無しに入って居られると思います。
お客様より頂きました犬小屋の画像も270件を超えました
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