野良猫ハウス

2月 14, 2022 オフ 投稿者: kawamura

静岡県にお住いのお客様よりお問い合わせ頂きました。

川村様

お世話様です。

猫ハウスのお願いでメールします。

伊豆高原の森の中で暮らしています。千葉からこちらに移住してから、野良猫との付き合いが始まり15年になりますが、ペットのような飼い方は嫌いなので、家に出入り自由の共同生活をしています。野良猫は「縄張り意識」が強いので、いつも1匹だけでしたが、今の猫で初代から数えて同じ血筋で4代目になります。「曽孫」です。

野良猫の巣は森の中にあるようですが、歳を重ねてくると、冬の寒さを乗り切れなくなりそうです。腎不全の兆候も見られます。今の猫は、家の中を嫌います。そこで、デロンギオイルヒーターを設置した「猫ハウス」を北の庭に設置しようと思いました。

私なりに図面(イメージ画像)を作りましたので、添付して送ります。ご覧ください。

当社規格の3匹~4匹用のハウスを少し高さを低くした小屋で注文頂きました。
地域の状況や小屋を改造されて使われている事もご報告頂きました。

お世話様です。

メール、ありがとうございました。猫ハウスを設置してから、電気配線や器具の設置でドタバタし、画像をお送りするのが遅くなりましたが、16点の画像を送ります。お手すきの時にご覧ください。

昨年の7月から9月にかけて体調最悪だった野良猫の「こタビ」(通称:タビ)は、猫ハウスが届いた頃から回復の兆しが見え始め、現在は完全に快復し太ってきました。きっと「急性腎不全」で冬まで持たないのでは、と思っていましたのでホッとしました。

タビは猫ハウスがとても気に入ったと見え、今では森の住処を離れ、猫ハウスで寝起きしています。夕方18〜19時頃に帰宅し、早朝の6時頃に出勤して行きます。スポンサーの家々に食事をもらいに回っているようです。

温暖な伊豆半島とはいえ、明け方には2〜3度になることも多く、野良猫にとって冬を越すのは生死に関わります。川村さんに作っていただいた猫ハウスの暖房の効いたベッドで、生まれて初めての幸せな冬を嬉しそうな顔で過ごしています。ありがとうございました。

我家の野良猫は、この15年間で4代を数え、現在の「タビ」は初代「春海」の曽孫です。野良猫は子猫を3匹ほど産みますが、親猫は親身になって4ヶ月ほど育てると強制的に「巣立ち」をさせます。決して自分の「縄張り」には子猫を置いておきません。生き残れる子猫は1匹くらいでしょう。「ちゃ太郎」というオス猫は、晩年の2年半ほどを我家で過ごし、心臓病で他界する1週間ほど前から、現在の「タビ」を一生懸命に呼び寄せていました。血族の結束が非常に強いようです。

作っていただいた猫ハウスは、冬を越すための家ですが、隣接するエントランスの小屋を、小さな「夏の家」に建て替えようと思っています。オープンな通気性の良いサンルームのようなもので、まだ構想中ですが、私の方でラフな図面ができましたらお送りします。「ごろ寝」スペースですので小ぶりなものです。左右に植栽がありますので、屋根と奥行きを20センチほど大きくしたものになるかと考えています。設置は5月のゴールデンウィーク前後の新緑の頃が希望です。その節はまたよろしくお願いいたします。

取り急ぎ、お礼とご報告をさせていただきます。大寒も近づきました。コロナと痛風にご留意ください。


ペットの要求吠え 無駄吠えに防音ケージカバー
https://blog.inugoyak.com/archives/18844 

他の事例が見られます。https://www.inugoyak.com/blog-thumb-list.html

HPトップへ      販売ページへ

お問い合わせ 犬小屋製作工房K 川村まで
メールアドレス info@inugoyak.com
会社電話  0887-82-2625